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治療の前後による舌象の変化について
当治療院では、問診時に舌象の写真を撮影、モニターに映し出し解析及び解説を行います。

撮影
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解析
変化1:裂紋舌(舌のひび割れ)の変化

初診

2回目

3回目
舌に大きくナイフで切ったようなひび割れ(裂紋:れつもん)が確認できる。鍼灸治療後、回数を重ねる毎に溝が浅くなっていくことが分かる。また舌の大きさと色彩にも変化がみられる。
変化2:膩苔舌(じ たい)の変化

初診

2回目

3回目
舌上にべっとりとした苔(膩苔・じたい)が確認できる。鍼灸治療後その減少と舌形及び色彩の変化が確認できる。
変化3:瘀血(おけつ)の変化


舌全体の色彩が薄い紫がかかり、苔もベトベトとした白い状態である。
前者は瘀血(おけつ:血液の流れの滞り)後者は水分代謝が不調な時に見られる舌象である。
「気血津液弁証」では津液つまり体内の水液の流れや性質に問題がある状態を示す。
症状としては、身体の浮腫み、重だるさ、関節の痛み等を呈する。
治療後は舌色のトーンが明るくなり苔の性状もすっきりした事が確できる。
変化4:舌下静脈の変化


舌裏側の静脈(舌下静脈)の怒張(静脈瘤)の変化について。
舌下静脈が怒張を起こす場合、血液の流れに滞りがある「瘀血」の強い時に見られる。
原因として
①ストレスを強く感じている
②お酒が多い
③心臓に負担がかかっている
④高血圧
⑤肥満
などが考えられる。
症状には、足がつる、皮膚がなんとなく黒い、不眠、不整脈などが見られる場合が多い。
鍼灸治療を1時間程度行う事で下の写真のようなすっきりとした状態へ流れを取り戻す事ができる。
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